メタルラップスプレーを使用すれば後で必要が無くなった時には簡単に剥がす事が可能です。
「メタルラップスプレー」を使用した「後で剥がせる定着法」は下記の手順で処理します。
メタルラップスプレーについてはこちら
プライバシーガード使用方法(後で剥がせる定着法)
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用意する物 | |
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メタルラップスプレーとクリアのペイント(水性のスプレータイプをお勧めします)を用意します
処理部品が入る深さ20センチの箱 (箱の深さが20センチ以上ある場合はカッター等で適宜カットしてください。※カッター等を使用する際はケガをしないよう注意して作業してください) |
下地処理(メタルラップスプレー) | |
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メタルラップスプレーを使用して処理表面に塗装します。 (3回以上の重ね塗りをして出来るだけ厚く塗ることにより後で剥がしやすくなります) |
下地処理(クリアスプレー) | |
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メタルラップスプレーが良く乾燥した事を確認してクリアのペイントで処理表面に塗装します。 (出来るだけ厚く塗ります) ※クリア塗装をするのはこの一回限りです。プライバシーガードを吹き付けた上にクリア塗装はしません。 |
プライバシーガード処理 | |
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クリアの塗装が乾かないうちに処理部品を箱に入れ「プライバシーガード」を吹き付けます。 重要!噴射中は缶を振りながら箱の端面から全体を処理します。 10秒間休んでからまた、同じように「プライバシーガード」を吹き付け、合計で3回吹き付けます。 |
試験 | |
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良く乾燥させてから4m以上離れて写真を撮り(ストロボを使用)効果を確認して下さい。 |
ご注意 | |
処理表面を強くこすったりすると処理膜がはがれる場合があります。 缶を廃棄する場合は地方自治体の処理区分に沿って廃棄して下さい。(缶はスチール、キャップはプラスチックです) |
上記の処理方法通りではなくクリアスプレーを使用しないで直接メタルラップスプレーにプライバシーガード処理することも可能ですが,メタルラップスプレーが少し乾いてきてからプライバシーガード処理をしなければならないため,処理条件が難しくなります。
直接メタルラップスプレーにプライバシーガード処理する場合は3回目以降の最後のメタルラップスプレー処理が終わってから表面が少し乾いてきた状態でプライバシーガード処理します。メタルラップスプレーを塗布してすぐにプライバシーガード処理するとプライバシーガードの粉がメタルラップスプレー塗膜中に埋没してしまいます。